母なる大地の子どもたち


5月29日(月)

東京での初日は休日です。今回のツアーも今日で折り返し。今までの公演や、出会った人々を振り返るいい機会になったと思います。 東京滞在中は東京外国語大学の学生さんたちがお手伝いをしてくれることになりました。子どもたちと交流のある方々もいて、 久しぶりの再会を楽しんでいました。 そして夜はいよいよ待ちに待ったディズニーランド! 疲れがたまるどころか子どもたちはますます元気です。JR舞浜駅を降りた途端、そこはもう夢の国です。一歩一歩ディズニーランドに近づくにつれその期待は高まります。 そして時間になりゲートが開いた瞬間、子どもたちの興奮は頂点に達しました。子どもたちの中には、日本で行ってみたいところにディズニーランドを挙げている子もいました。 幻想的なイルミネーションや楽しいパレードは、彼らにとってまさに夢の世界だったに違いありません。

5月30日(火)

葛飾区内には約1500人のフィリピン国籍の方が在住されています。勿論その中には子どもも含まれており、今日、明日訪問する小学校にもフィリピン国籍の子どもが在籍しています。 今日は葛飾区内の清和小学校、青戸小学校を訪問しました。交流プログラムではまずライズエイジアの桑原、上田によるフィリピンの紹介があり、 フィリピンと日本の意外なつながりを知った小学生たちは更に興味を引かれたようでした。 「ゴミの山」に住むということを理解出来ない子たちもいたようです。しかし理解できずとも、そういった事実がある事を子どもたちが知っただけでも一歩前進です。

その後子どもたちが登場し、バンブーダンスなどを披露しました。バンブーダンス体験では照れがあるのか、小学生たちはなかなか腰が重いようでしたが、 フィリピンの子どもたちに手を引かれてやってみると、後は負けん気を発して出来るまで頑張ろうとする子もたくさんいました。

5月31日(水)

今日訪れる上小松小学校では、フィリピン国籍の子どもがワークショップに参加してくれます。まだ日本に来たばかりらしく、言葉の面で苦労することがあるようですが、今日のワークショップで日本の子どもたちも、フィリピンの言葉を覚えたのでもう大丈夫です。 最後は上小松小学生たちと一緒に「翼をください」を大合唱して終わりました。ワークショップ後、明日の公演会場であるかめありリリオホールへ到着した子どもたちを待っていたのは久しぶりのフィリピン料理のお昼ご飯でした。 日本食も大好きな子どもたちですが、やはりふるさとの味にはかないません。ペロリとたいらげてしまいました。

6月1日(木)

東京での公演初日には、今回後援をいただいている駐日フィリピン大使館から、リリベス・ポノ文化担当書記官、ボン・ベンソン観光省日本事務所代表が来場されました。 大使館の方が見に来られるという事実は子どもたちを強くします。自分たちがフィリピンの代表としてこの場で公演をする。勿論、そのプレッシャーは計り知れないものでしょうが、プロとして彼らはそのプレッシャーを糧にします。 連日の疲れがそろそろ溜まってきている頃で、怪我をおして出演するメンバーも何名かいましたが、パフォーマンスのレベルとして、 今日は今までで最高レベルだった事は間違いありません。

6月2日(金)

今日は1日2公演あり、ちょっと大変です。昼公演では葛飾区内の花の木小学生、亀有中学生あわせて約250名が公演を鑑賞しました。 昼公演ではいままで本公演で披露していた「文化バージョン」ではなく、環境をテーマにした「環境バージョン」を披露しました。 同じ年ぐらいの子どもたちがプロとして堂々と踊る姿に、小中学生も勇気を持ったことでしょう。子どもたちの境遇は決して恵まれているとは言えません、しかしそれにめげず明るい未来に向かって精一杯努力する姿に、 日本の子どもたちも何かを感じとってくれたことでしょう。 そして、夜の公演にも沢山の方が見に来られました。



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